月曜日は漫画!感想考察

週刊誌・単行本など漫画を読んだら感想・考察を書くブログ。ネタバレとか気にせず書いてます、すみません。

漫画『ボールルームへようこそ』が最高に面白い。4つの魅力を語る

こんばんは!

 

最近『ボールルームへようこそ』の漫画にすっかりハマってしまいました。一時期話題の作品だったので存在を知ってはいたんですが、休載していたようで忘れており…無事休載も明け、アニメ大好評とのことで再び本屋でガンガンに押されていました。つい手に取りました。

 

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いや~~~面白い!!!!

 

書かずにはいられません。感想語ります!ネタバレなしでいきます!

 

 

漫画『ボールルームへようこそ』概要

主人公は中学3年生。将来の夢も趣味もないという、小柄な男の子の話です。(メインストーリーは高校生あがってからの話ですけど)

 

ひょんなことからプロダンサーに出会い、社交ダンス(競技ダンス)の世界に飛び込むことに。そこで、今まで灰色だった人生に「やりたいこと」ができていくという漫画。題材は社交ダンスです!部活モノにかなり近く、部活の代わりにスクールに通って仲間たちと強くなったり戦ったりする話です。

 

きちんと話の中に解説が織り込まれているので、社交ダンスを知らない人ももちろん読めます!マイナー競技だとこちらもルールや強くなる方法を知らないため説明すら楽しい。あと衣装が華やかでエロくて(笑)、見ていてワクワクします。アニメ映えするのもわかります!

 

 

 

魅力1 とにかく熱い!

この漫画の面白いところは、なんてったって主人公のアツさ。そして「秘めた力」。

 

ロダンサーと出会っても、人は急には教えてもらったり目をかけてもらったりできませんが…でもこの主人公は違います。人よりも努力する才能があり、さらに特別な能力もあります(ネタバレになるので伏せときますけど)。その能力をダンスで開花させていき、初心者主人公あるあるの根性で実力を伸ばしていきます。がんばれ主人公!という気持ちにさせる漫画!

 

あとは、出てくる登場人物が全員魅力的!こういう漫画はヒットしますね。全員がアツい気持ちを持ってスポーツに向き合っているため、嫌味な人物がいません。キャラもしっかり描き分けられいて、少女漫画あるあるの「全員同じ顔で覚えられない」みたいな現象は起きてません!

 

そしてアツさといえば、初心者の段階から「プロ」を目指していくのもアツい。普通の部活モノであれば「インターハイ出場」くらいが限界ですが、「食っていけるプロをガチで目指している集団」に最初から飛び込んでしまう初心者主人公。そこからの努力は当然凄まじくなります。

 

出てくる舞台もただの試合(趣味の人とかも出てるやつ)から国際大会まで幅広く、主人公のレベルとプロの凄み・圧力をしっかり描き分けています。その世界観のスケールの大きさは、ファンタジーものじゃないと表現しにくいはず...スポ根モノでは珍しいです(野球漫画「メジャー」もそうですね)。

 

 

魅力2 躍動感のあるコマ割り

ダンスといえば躍動感。それを伝えられる漫画家って少ないんじゃないでしょうか…ボールルームへようこその魅力はココです。

 

コマ割りが特殊で、ブチ抜きや斜め割りなどを駆使して躍動感を高めてます。このあたりはちょっと少女漫画チックかもしれないですね。(少女漫画のコマ割りは特殊すぎて読めないときがありますけど 笑)

 

スピード感だけでなく、ねっとりとした動きやスローな曲もビンビンに伝わってくる!想像力を掻き立てる画力が素晴らしいです!

 

ダンスとは別ジャンルですが、歌系でいうと「BECK」が有名ですね。歌い手のドアップを何もない背景だけで1枚ブチ抜いて、透き通る歌声や声量を表現したり…。演奏系では「のだめカンタービレ」や「ピアノの森」もそうですね。読む目線を誘導されてスピード調整されていく感覚。音の広がりをコマで表現するってすごいなあ。

 

残念ながらこれは漫画特有で、アニメでは伝わらないみたいです。実際細かく踊らせるわけにはいかないですしね。主人公の顔アップは固定で背景だけ動かして…とかするみたいですが、漫画みたいに全部静止画の方が想像力が働いてスゴい動きに感じるような。ぜひ初めは漫画で(笑)

 

 

魅力3 色気を最大限に膨らませる画力

いやこれは、やらしい気持ちでなくですよ!!

 

僕は学生の頃ストリートダンスをやっているウェイだったんですが、ダンスって男女ともに「色気」が重要なんですね。なんていうんでしょう「見る人を引き付ける力」。単に上手で、圧倒させたり関心させたりするよりも「魅せる」のがうまいダンサーのことを「あいつヘタだけど色気あるよな~」とほめたりします。

 

ボールルームへようこそは、その表現がめちゃくちゃうまい!

 

たぶん、表紙を見てもらえたらわかるんですが、線がにじんだ感じの絵だからだと思うんです。頬が高揚したり、涙がにじんだり、肩から音が入ってきたり、そのあたりの「じわっと体に染み入る」系の表現が大得意なんだなーと。

 

それと、社交ダンスは露出が多い服装です。ラテンダンスなんかでは男女ともに。男の僕ですら男性ダンサーのシーンを見ると「抱かれてえ…!」と思うようなエロス。もちろんそれ以上に女の子も可愛いく、それだけでも見応えバッチリです(結局下心の話になってしまった)。

 

 

魅力4 展開が読めない

結構いろんな漫画読んでると展開って読めてくるものなんですが、ボールルームへようこそは全くわからないです。どんな終わりをするのかも含め。

 

マイナー競技ゆえ、あるあるな成長の仕方がわからないからかもしれません。ダンスという特性上、「こうなったら上手い」という線引きがないからかもしれません(サッカーのハットトリックとかさ)。

 

まあ、主人公すらどんなダンサーになりたいかとかそういうのがまだ明確になってない段階なので当然かもしれないですね!今のところライバル達と戦う姿までしかわからず、次の展開に「こうきたか!」と驚かされます!

 

あとは恋愛面も。

 

男性読者は「いいよそれは」と言いそうなところですが、僕は結構好きなんですよ...ほっこりして。いいじゃないですか惚れた腫れた系。社交ダンスって男女ペアでやる競技なので、当然ペア同士での恋愛があるのか!?という期待がでます。それをシャッフルしたり相談相手になったりして、他のカップリングも全然予想できます。でも今のところどれが本筋なのか本当にわからない!

 

ジャンプの漫画「ニセコイ」に代表される男のハーレムものみたいな、「いっぱい魅力的な女の子いるけど最終的にはヒロインとくっつくんだろ」的な安直エンドではないと思います!というかそうなるかもしれませんが、最後まで誰とくっつくかわからなそう。

 

そもそもスポ根だけで終わって恋愛話までいかない可能性も大いにある!!!それくらい展開が読めない漫画です。わくわくしっぱなしです。

 

 

逆に、惜しいな~というところ

まあ面白い面白い言っててもアレなんで…こっからはまだ作品読んでない人は見ない方がいいかもしれないですが、惜しいな~と思ったところも書きます。

 

①単行本出るのが遅くてもどかしい

これは月刊誌なのでど~しようもないことなんですけどね。完結してから読めよって話なんですけどね。でも漫画ファンって、連載中にハマって「次が読みたい!次!次!」となってるものなんですよ(たぶん)。

 

休載期間があったからか取材に時間がかかるのか…とにかく「えっまだこんだけしか進んでないの」という気持ちです。1話1話の濃度は濃くてスピード感もめちゃくちゃあるので、すぐ読み終わっちゃうんですよ…これは本当ただの我儘か。

 

②伏線がありすぎて不安になる

これも魅力の裏返しですが…展開が読めないワクワク漫画だからですが…「こんなに伏線貼って大丈夫?」という気持ちです。というか伏線に見せかけてただの意味のわからないコマに見えてきちゃうんですよね。

 

僕はこの漫画に期待大なんで「はやく回収して意味を伝えてくれ~」と思うのですが、2ch民などは「意味わからないシーンとか話散らかしすぎて収集ついてない」などの厳しい意見も…。今後の展開次第で評価が良くも悪くもなるところだと思います。

 

③ヒロイン埋もれてない?

ヒロインも多いに魅力的ではあるんですが、もちろんそうなんですが、他の女性メンバーが魅力的すぎて「不動のヒロイン」ではなくなってきてます(笑)。ちょいちょいスゴいなあやっぱ一番だなあというシーンはあるのですが、ここらでもう1発「女王」ばりの活躍が欲しいところです。このあたりも②に絡んでもやっとするところですね。

 

 

とまあ、惜しいというよりは「楽しいんからもどかしいぜ!」って内容を列挙しました。が、本当に文句言うとしたらこのくらいの面白い漫画です。ぜひ読んでみてください!

 

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ここ1年くらいでの自分的面白い漫画ランキングの中では「キングダム」「ゴールデンカムイ」「進撃の巨人」に続いてハマっています!どれも大御所!あとは続いて「ドクターストーン」ですかね~。この辺りはまたおススメ記事書きます!以上です!