自宅にスタンディグデスク設置レポ。2万円以下で理想のテレワーク環境へ
どうも、前回(Style Athlete Ⅱ(スタイルアスリートツー)でテレワーク環境を快適にしたレポ)に引き続き、テレワーク環境を整備したのでレポします。
自分が買う時にいろんな口コミを吟味してから買うんですが、なかなか本当に購入して写真撮ったり使用感をレポートしてる人って少ないんですよね。検索して出てきたものをかたっぱしからリンク貼ってますみたいなサイトばっかりで...(愚痴)このレポートが誰かの吟味の手助けになればと思います。
さて、今回導入したのはこちらのスタンディングデスクです。
¥17,280 無段階・座位立位両用・昇降オフィスワークテーブル
オフィスで働いていた時には設備としてスタンディングできる環境が整っていたんですが、さすがに自宅では普通のデスクしか使ってませんでした。
が、1日PCに向かってると立ちたくなるんですよね~~~頭がすっきり冴える気がしますし、体にもいいですし、立ったり座ったりの動作くらいはないと家の中で腐ってしまうし...
ということで購入しました。完成形はこちら。
(デスク周り本当に汚くてすみません。。。)
座る時はこの状態にします。フラットにしても普段の机より高くなるので、その分を調整できる椅子(多少高さを上げられるもの)が望ましいですね。
さて、詳細画像の前に、僕がこのスタンディングデスクに決めた理由をつらつらっと書いていきます。
①昇降式で立位座位が変えられる
⇒座ったり立ったりで高さを変えられるデスクに絞りました。
そもそも立って使う高さのデスクを買ってしまうべきかとも思いましたが、家のスペース的に厳しいのと、メインで使ってるモニターをいちいち移動させなければならなかったり配線をどうするかとか...まあとにかく移動は面倒だなと。
もしくは今使っている座る高さのデスクに小さい台を置くか?なども検討しました。これもモニターの移動ですね。ひょいっと置きなおすだけですが結構重たいし面倒だし週1くらいでしか変更は無理...ということで昇降式で。
②昇降がスムーズにできるガス圧昇降レバー
⇒昇降式といっても、段階をガゴッと手動で変えるタイプとか完全電動でウィーンと動くタイプとかいろいろあります。面倒な順に価格が下がっていきます。完全電動は楽ちんですがマジで高いです...5~10万は覚悟しないと...
コロナの影響でテレワークになっているので、このままずっと自宅作業かはわからないですし、スタンディング環境は2万円以内くらいで手を打ちたいなと思っていました。
そこで、ガス圧昇降レバーのタイプにしました。レバーで上げ下げをするんですが、ガス圧で補助してくれるのでそこまで力をかけなくても昇降できます。モニター2台と頑丈な天板がついてるので完全手動は厳しいですからね。この程度の労力なら1日に何度も上げ下げする気になります。
③モニターが2台置ける横幅
⇒これもこの商品の魅力ですね。横幅が結構広い。1台しか置かないぞ~って人は他の商品でもいいと思います。というかマックブック1台だけとかならそもそも昇降式とかじゃないものを検討してると思いますが...
ということで、ACCURTEKのスタンディングデスクに決定した次第であります。
さて、開封の儀からレポ画像でご紹介していきます。
AMAZONで頼んで届いた状態はこんな感じ。当然結構重い。ちなみに頼んで1日?かそこらで届きました。
組み立て説明書はこんな感じで入ってます。まあ素人が見てもなんとなくわかる程度。謎なパーツや合わないところなどの不具合は感じませんでした。
天板の厚みはこんな感じ。これは2段になっているうちの下段の板です。キーボード置くところですね。しっかりしてますし塗装も横まで塗られてます。当然ですが禿げたりしてる箇所なし。
キーボードを置く天板は、座位の高さにした場合に一番下まで持っていくと土台のデフォルト机に当たるので、傷がつかないようクッションが付いてます。よくある、家具で床が傷つかないようにするクッションみたいなもんですね。固めですが弾力があります。(嫁の手で失礼)
メインの天板なんですが、手前に若干の隙間がありタブレットやスマホが立てられるようになってます。これが地味に便利。充電ケーブルも通せる穴があります。これ本当...地味に便利です。(二回目)
作業途中の裏面です。キーボードの天板はまだ未設置状態。ここまでで30分もかからないくらいの作業時間です。棚とかより全然簡単でした。まあ考えてみたら構造は単純ですしサイズも小さい机ですからね...。一人でできます。
メイン天板の裏返しのアップ
ガススプリング...?ガス圧で昇降するキモの部分です。
机の右側に昇降レバーがついてます。写真はヘッドフォンの下の部分がそうです(見にくくてすみません)
(お目汚し失礼。。。)
こんな感じで設置終了です。思ったより簡単にできましたし、昇降してみてもふわーっと上がるので手間いらずです。疲れたら座れる。集中したいとき立てる。最高!
まあ安い買い物ではないですが、このくらいしっかりしたものを買おうと思ったら3万前後は覚悟していたので2万円以下はかなりお値打ちですね。他もいろいろと見ましたが、既にある机を利用してスタンディング環境を整えたいならベストかと思います。
¥17,280 無段階・座位立位両用・昇降オフィスワークテーブル
Style Athlete Ⅱ(スタイルアスリートツー)でテレワーク環境を快適にしたレポ
今回は、Style Athlete Ⅱ(スタイルアスリートツー)を購入したのでそのレポを書いていきます。前置きとか長いのでザーッとスクロールしてください。
連日、コロナで世界中大騒ぎですね。
僕の仕事も結構影響があるので日々ソワソワしています。
イベント系の事業は本当こういう時弱いな~~~
で、もう2週間ほど前からずっとテレワークになりました。
在宅仕事をするのは初めてではないですが、こんなに長期間...そしていつ終わるかもわからない状況は初めてです。
なかなか困るのが仕事環境。
元々、オフィス用のL字デスクを置いて、ディスプレイは3つ使って、かなり整備していたつもりだったんですが...そういった実務部分?とは違う意味で問題が。
身体が痛い!!!!
鈍る!!!!!
通勤やオフィス内での移動、トイレやランチなど、会社に行くという行為だけで相当な運動になっていたんだなあと今になって実感しています。
切実に家にジムが欲しい!!!
(そういう不動産は儲かるんじゃないかなあ...コンシェルジュ付きとかじゃなくていいから、独身男性が住むような新築ワンルームでエントランスにジム部屋が雑に開放されてるようなところ...)
で、まずは長時間座っていても疲れないために椅子のサポートシートを探すことにしました。
それで結果的に購入したのがスタイルアスリート2です。
背筋がグググっと伸びる感覚と、腰全体を包むホールド感が抜群に良いです。
まあ見た目からして凄そうではあるんですがw
あのシックスパック(アブトロ二クスみたいなやつ)の会社から出てる商品だってこともあって、筋肉なんかの体のパーツを調べに調べていい感じにしてくれてるんだろうなという適当な安心感もあります。
(こういうやつです。見たことあるかな? )
さて、レポしていきます。
こんな感じでものすご~く簡単な袋に包まれています。でも結構ありがたい。仕舞うってなったときにぴったりくる袋は重宝するな。ホコリ被らないしスーパーの袋とかだとガサガサうるさいし、箱だとかさばるしでなかなかいい気がする。
平置きするとこんな感じ。いかついです。存在感があります。
横から見るとこんな感じ。ずっしりとお尻を包む丸みがありますよね。このホールドがたまらないんです。メッシュやバネの商品だとホールドが甘いし、プラスチックだと固すぎてフィットしないしで、この特殊素材?なのか?は素晴らしいですね。
後ろから見た図。でっかい尻だなあ...俺の尻こんなん...?全体的に丸みを帯びてますが、下の2つの出っ張りがあるのでガタガタしません。左右に揺れてみたり足を組んでみても大丈夫。足組んで貧乏ゆすりしても大丈夫です。
座面部分の質感はこんな感じ。サラッとしています。若干撥水仕様っぽいのでコーヒーなんかをこぼしてもサッと拭けば大丈夫そう。
が、真夏は流石にムレそうなのでタオルを敷くなり何か対策がいるような気がしますね。まあ、こういった商品で真夏にムレないのは無理(メッシュでボヨンボヨンなものは売ってますが)と割り切ります。
で、一番のポイントがここです。この仙骨パーツと呼ばれるモコっとした部分。ここが背骨の土台にググっと当たって、ググッと背筋が伸びるんですね。ノーストレスで伸びる、ここ大事。力を入れなくてもスッと背筋が伸びてそのまま数時間いても全く苦痛じゃない。変なところに力が入って凝ってしまうなんてこともない。これが人間が自然に座る姿勢なんだと実感させられます。
こればっかりは写真で伝わらないとは思いますが...グニっと力を入れるとこのくらい沈む弾力があります。流石にゴリゴリ固く当たったりはしないです。ズンっと沈む感じがあります。
その他の部分も同じように沈みます。ここは腰椎アシストと呼ばれる部分。でも仙骨よりは少しクッションが浅いかな?
仕事椅子に装着するとこんな感じです。わりとどこでも設置できるんですが、椅子は固い方が良いです。柔らかいソファーとかでは効果が半減しそう。
この仕事椅子も少しスプリングが効いてるんだよな...
完全に木で出来ているダイニングの椅子にも装着してみましたがそちらの方がより効いている感じがしました。
ちなみに、扱っている店舗に行って他の商品も全部座ってみました。ノートパソコン持ってエア仕事をしてガチで比較する姿...かなり恥ずかしかったですが、結構な金額しますしテレワークはもう始まってしまってるので背に腹は代えられません。
しっかり吟味した結果、Style Athlete Ⅱ(スタイルアスリートツー)<に決定しました。
今のところ満足しています。
背筋が痛くなることも、肩が凝ることもなくなりました。姿勢って本当に大事だな。
本当は、今回のコロナ騒動でテレワークになった人がかなりいるはずなんで、その人たちにお勧めしたいと思ってブログに落としてるんですよ。
でも俺は正直会社に戻ってもこれ持っていって使うと思う。椅子がショボい会議室にも持参したいくらい。会議が無駄に長くても耐えられる気がする。
で、継続して使うことで感想が変わった場合はレポ追記していきます。今回はこれで終わります。
(本当はこれで体が締まるんじゃないかとも思ってるのでこうご期待!
プロジェクターBenQ(MS527)の口コミレビュー【3万円でホームシアター】
BenQ DLP プロジェクタースタンダードモデル (SVGA/3300lm/1.9kg) MS527
商品価格 ¥ 26,999
BenQ(MS527)のプロジェクターを購入したのでレビューを書きます。
このプロジェクターがとにかく良い!!!
ていうか安い!3万円で映画が十分に見られるプロジェクターは、アマゾン様でいろいろと調べましたが、この「BenQ(MS527)」以外に見つかりませんでした。
明るさは十分すぎるほど。たぶんレビューとか見ると明るさが一番重要視されているようなので、下で詳しく説明しますね。とりあえず明るい、というところだけ覚えておいてください。
それと重要なのが、コンパクトさ。
ゴッツイホームシアターも憧れますが、いかんせん2DKの家に住んでいるためシアタールームなど作れるはずもなく。いつもは寝ながら寝室で映画を見て、人が来たらリビングに移動させてミュージックビデオを垂れ流しにしています。
あ~~~~快適!!快適映画生活です!!
そして今の家に引っ越してからはテレビを購入していません。テレビがなくてもDVDやyoutubeからBenQのプロジェクターにうつせばいいだけ。テレビをなくしたことで部屋がかなり広くなりました…!!!(近年のテレビは大きすぎますね、プロジェクターなら壁があればOKです)
もう少し詳しくこの「BenQ(MS527)」について、スペックを書いていきます!
と言いつつ余談
まず、漫画ブログなのに「映画かよ!」との突っ込みが聞こえてきそうなので少し説明を。
僕は漫画で週刊誌をザクザク買いますし、単行本で買う漫画もたくさんあります。そう、立ち読み派でも、漫喫派でも、電子派でもなく…買う派!購入族!所有したいタイプです!そのため、家では漫画が溢れ返っています...
同じように、映画DVDも買うのが大好き!!!
「レンタルで十分」という人ももちろん多いと思いますが、僕の場合はレンタルでいいと思ったものを購入し、繰り返し繰り返し見ることによって良さがより一層わかってくるものだと思います。小説なんかもそうですが、一度見ただけでは作品について深く理解をし、自分の中に落とし込むということができません。
そして、高校生の時に見ていた映画だけど社畜となった今見返すとまた違う発見がある…など、所有していなければ知りえなかったこともあります。
今回はプロジェクターの購入レポートを書いたのは、同じく映画DVD所有タイプの人にぜひ買っていただきたいと思ったからです!
今までテレビで見ていた可愛いDVDたちが、まるで映画館のように見れる…最高です!!!
スペック概要
まずはBenQ(MS527)のアマゾン様ページに箇条書きにされているスペックをどどん!!
・解像度:SVGA(800 x 600)
・輝度: 3300ルーメン/コントラスト比: 13000:1
・画面サイズ: 36型~300型 /ズームレンズ: 1.1倍
・入力端子1: HDMI×1,D-Sub15×2,Sビデオ端子x1
・入力端子2:コンポジット端子×1,オーディオミニジャックx1
・出力端子:ミニD-sub15ピンx1,オーディオミニジャックx1
・A4サイズで約1.9kgを実現した軽量コンパクトプロジェクター
・ランプ寿命最大約10000時間を実現したランプセーブモードを搭載※ランプ寿命は目安です
・台形補正(縦方向のみ±40°)/デジタルズーム(2倍)
この中で重要なスペックは以下の2つ。
・解像度:SVGA(800 x 600)
・輝度: 3300ルーメン/コントラスト比: 13000:1
・画面サイズ: 36型~300型 /ズームレンズ: 1.1倍
ひとつひとつ説明しますね。
解像度って?SVGA(800 x 600)
解像度とは、イコール画素数です。どちらでもよいです。画面がきめ細やかでキレイに映像が映るかどうかの指標ですね。
「解像度って何よ?」って人は、数値が大きいほど良い!!!!ということだけ覚えておいてください。
近年のプロジェクターでよくある解像度は640×480~ってところだと思います。ビレバンとかで売ってる5000円のとかは省いてですよ…少なくともビジネスで使ったり映画を見たり、に使う最低ラインです。
そこを軽々クリア、800×600!
もちろん20万円以上するものであれば3840×2160とかもありますよ、そりゃ。でも映画を綺麗に見られるぎりぎりのラインでいい!というのであればBenQ(MS527)はキレイすぎるくらいです。
(でもこれより低い解像度でも高い奴あるんですよねーなんでですかねー)
輝度って? 3300ルーメン/コントラスト比: 13000:1
輝度は読んで字の通り、明るさです。これも数が多ければ多いほど良い。ハンディのプロジェクターなんかでは600からあるみたいです。
2000前後であれば、まあ小さい会議室で真っ暗にするならOKかな、って程度。
3000以上になると、映画を見たり、大きい会議室で若干明かりが漏れていても全然使えますよ~という数字です。BenQ(MS527)は3300と、十分にクリアしています。
そしてプロジェクターを選ぼうとすると必ずコントラスト比も書いてあります。
でもこれは飛ばして良し。
メーカーはコントラスト比を争ったりしていますが…高コントラストだからってくっきり見えるとかそういうわけじゃないんです。
コントラスト比は、[最も明るい]÷[最も暗い]の比率を表しています。なんだかんだの計算があってくっきり見えるわけじゃないという証明があるのですが…まあ省きます。BenQ(MS527)は他よりずっと高いコントラスト比ですが、まあここは無視していいですよと。
画面サイズって?36型~300型 /ズームレンズ: 1.1倍
これは、画面のサイズの最小~最大を記載してあります。
36型は大体「0.8×0.5m」くらい。300型は「6.4×4.0m」。つまりBenQ MS527は、「横幅最大6m以上いけますよ」みたいなかんじの数値ですね。6mなんて、うちには壁がないので写せませんが…。
個人的には1.5mくらいで十分です。でも、6mうつせるスペックがあるからこそ2m弱で見た時に綺麗にくっきりうつるのだと思います。本当に鮮明。
初プロジェクター。ホームシアターで「最強のふたり」を観る
記念すべき初プロジェクターの映画は、ずっと気になってたこちらの映画を借りてきました!
「最強のふたり」
ここ数年で見たヒューマン系の中でも相当面白かったです。この後即DVD購入しました。恋愛ものでなく、死にものでもなく心温まる映画は珍しいですね。
じんわりと良い気持ちになれる映画でしたが、途中は面白くて笑いが止まりませんでした。
置き場所は、今は本棚の上にポンと置いているだけで吊るしたりはしていません。
※こんな感じで小さく見ることもできます
この値段でこのクオリティ。物凄くお薦めなのでプロジェクター購入をお考えの方はぜひ!!!!
BenQ DLP プロジェクタースタンダードモデル (SVGA/3300lm/1.9kg) MS527
商品価格 ¥ 26,999
単行本収納 ~本棚に漫画並べると途端に部屋がダサくなる現象をなんとかする~
漫画の単行本収納についての考察を書きたいと思います。
まあタイトルの通りなんですが、漫画の収納みなさんどうしてますか?単行本を買って本棚に置いている人って結構な数いるはずですよね!そこで言いたい。僕の主観としては、
本棚ってなんかダセぇ!
いや〜なんでしょうこの学習机のようなダサさ。昭和感。なぜなんだ?一人暮らしをし始めてから3度引越しをしましたが、本棚がダサいのでなんとなく部屋自体もモサい印象になってしまっている気が、、、いやそれ意外の原因も多々あるとは思いますが、ダサくないですか?本棚。
こんな感じで取っ手のあるボックスに閉まっちゃうパターンで解決するのもアリなのですが、膨大な量を収納するのには不向きです。あと絶対出さない、、、。
ということで本棚問題を解決したいと思います。
- 本棚がなぜダサいのか。原因①
- 本棚がなぜダサいのか。原因②
- 本棚がなぜダサいのか。原因③
- ①部屋のドア側の壁を、横1面使う!
- ②板とレンガのようなものを購入し、どんどん高く積み上げていく!
- 究極の収納は断捨離。読まない漫画は売るのも手
- 番外編:アイディアがすごい!雑誌を椅子にする商品
まずは原因究明から!
本棚がなぜダサいのか。原因①
茶色や水色で統一された文庫本ならいざ知らず、並んでいるのは色とりどりっつーかごちゃついている漫画達。背表紙に色数が沢山使われているので、どうしてもカラフルになってしまいます。
これが、白基調の家とかには馴染まない!!!
白のカラーボックス的な本棚を買ってもイッパツで「家庭的」な雰囲気が出てしまいます...
逆に元々色数の多い家のコーディネートだとある程度しっくりきますけどね。色も白より暗めの茶色の本棚とか、エスニック調のものとか「棚ごと存在感を出しちゃう」方法は結構アリです。
これは木の色合いが素敵なブックシェルフですが、4万とかするね~~えへへ無理だ~~~
本棚がなぜダサいのか。原因②
オシャレ本棚は高い上に、漫画収納に適していない場合が多いので結局買えない!
①で書いた、濃い茶色とかエスニック調とかの本棚は結局いいお値段するんです...それで結局一番安い白のカラーボックスになって「実家風」になってしまうという...
安いものがあっても、文庫本用の本棚で高さが低すぎるとか。あとはジャンプの単行本にピッタリの高さなんだけど青年誌の単行本だと大判で入らなかったり、大判まで入るものは本棚ではなく奥行のある棚だったりして。値段もサイズもちょうどいい本棚って本当になかなかないんです!!
本棚がなぜダサいのか。原因③
単行本は増え続ける...ので、ピッタリ収納されている状態は基本的にあり得ず、少ないか多いかになる。
大抵多くて溢れ出す(゚∀゚ )
パターンとしては本棚の上に並べられる・横に平積みにされる・別デザインの本棚を購入する・クローゼットの収納行き(もう2度と前線には出れない)などなどあると思います。僕は床にばら蒔いてます。
上記の理由から本棚はダサいのです。
そこで!僕が上記の原因を解消すべく、長年悩んで出した結論がこちら。
①部屋のドア側の壁を、横1面使う!
②板とレンガのようなものを購入し、どんどん高く積み上げていく!
これで最もダサくない・かつ効率的な単行本収納の完成です!流行りのDIY(゚∀゚ )!釘やらペンキやらは使いません。
①部屋のドア側の壁を、横1面使う!
まず①は、ごちゃごちゃしているなら隠せばいい!という発想。「ドア側の壁」であれば、入った時に目につきにくいのです。
隠せばいいからといって布で覆いカーテンをつけるなどの隠し方はそれ自体がダサいので却下しています。
この部屋をなるべく広く見せるテクニックは何でも使えますよ!ドアのある手前側にごちゃごちゃした棚を置くだけで、部屋の印象は大分変わります。ワンルームで不可能な場合には、できる限り目に入らない横の壁を使って下さい。
そして!!一番のポイントは「1面使う」というところ。他の家具と高さが合わず、どうやっても学習机感&外付け感が抜けない家具である本棚ですが、一面横幅いっぱいいっぱいまで使うことで逆にしっくりと来ます。
本棚は縦に長めの長方形と誰が決めた?横幅いっぱい使って低めの方が絶対かっこいいじゃないですか。DVDとか置いてるテレビボードとかそうじゃないですか。ローテーブルとか若い子みんな部屋にあるじゃないですか。
横ひろめ収納ひろめのテレビボードのDVD入れるところを拡げて漫画ザクザクいれてもイケますよね?(そんなかっこよくねえ、、、!!とか言わないでください!!!(゚∀゚ )
どっちかというとこちらの画像の方がイメージに合っていますね↓DIYでピッタリサイズの棚を作ってます。
いやいや横幅は使い切れねえよ、、、と思うかもしれませんが、ドアがあるので一面といってもそんなに長さはないと思いますよ。だだっ広い部屋に住んでいるお金持ちはイケてる本棚持っていると思いますし、、、。
縦の場合しか見つからなかったんですが、自分でDIYできない方は自分の部屋に合った隙間サイズに頼めるサイトもあるようです。
②板とレンガのようなものを購入し、どんどん高く積み上げていく!
さて、②です。横長の本棚ってあんまり売っていないので、じゃあ作りましょうと。そういうわけですね。
作り方は簡単です。ホームセンターかAMAZONで板を買って、
足となるレンガやブロックを両側と真ん中に積んで完成です。
レンガやブロックも割と安く売ってます。、部屋のイメージに合ったものを使ってください。(写真クリックするとレンガのページに飛びますが...完成形は検索してね!
もっと簡単なのはジャンプを足にすることですがダサいままなので却下で、、( ゚д゚)
オススメな点はこちら。
・本棚に対し圧倒的に安い!
・サイズ自由のため①を全うできる
・本棚の足次第でオシャ感を出せる
・レンガ・ブロック・木と、素材や色はなんでも良し
・間の段の高さを上げて本棚以外の使い方も可能
・なによりどんどん積める!予備を買っておくと便利
僕はドンキで1400円の細い棚を2つ買い、側面を板にしました。間の足はホームセンターで単行本サイズにカットしてもらって入手。いらなくなった漫画の背表紙を巻いて足にしているので、本棚の横枠が完全に無い状態に見えます。レンガやブロックを使う程凝った家ではないので、シンプルにするのが一番いいかとおもいまして、、、。
この方法を取ってから、他の家具もなんだか落ち着きました。本棚がポコッとあるよりも断然良いです。漫画好きにとって収納は1番の悩みで、部屋が狭くなるから買わないという人も多い程ですから、是非検討してほしい方法です。
究極の収納は断捨離。読まない漫画は売るのも手
僕は本当に漫画を売りたくないんです。ですからこうやって単行本をどう収納していくか試行錯誤してきました…
ですがやはり究極は断捨離ですね。
ただ売ると決意しても、何度も何度も「いやこれまた読むし…」と思って売れずにいました。
部屋を綺麗に収納したいのであれば、読むか読まないかとかの判断ではなく「定期的に、溢れた分は必ず売る」という習慣をつけないといけないみたいです...
例えば本棚を2つ持っていて2つともいっぱいになったら、1つ分は全て売る。絶対に売ると決める。読まない漫画から順に売ります。もしくは、1セット全巻集めたら全巻持っている一番古いセットを売る。
など、自分ルールは何でもいいんです。
部屋を綺麗に保つために重要なのは、「1度売っておしまい」ではなく「次どこまで溜まったら売るか決めておく」ことです。
僕が使って一番高く買い取ってくれたのは漫画買取ネット です。
一番高く...といっても、ブックオフの10倍以上の値段で買い取ってもらえたために舞い上がってしまっただけで、他に沢山存在する買取サービス店と比較してどうなのかは正直わかりません...いつか比較記事書いてみたいです
漫画買取ネット は漫画専門なので漫画が一番高く売れるのが売りです。あとは梱包グッズが無料でもらえる。手数料とか送料とかかからないのでわかりやすいです。
というか、漫画買取ネットに限らず、買い取りしてもらう業者を選ぶときには以下の条件が必須。
・送料無料
・段ボールガムテープ無料
・振込手数料 全額負担
・家に引き取りに(集荷)業者がきてくれる
振込手数料で売った分チャラって人もいるので気を付けてくださいww
漫画専門の買取ネットがおすすめなのは、ブックオフなんかと違ってネット上にしか店舗がないので、その分高価買取してくれるところですね。CMとかやってなくて広告費もかかってないし...
棚づくりに飽きたら売ってみるのも手です。
番外編:アイディアがすごい!雑誌を椅子にする商品
追記で番外編です!最近ネットで見つけたこちら。
いらない雑誌類をまとめて椅子にしちゃおうという商品(海外の製品らしくショップがどこかわかりませんでした...
めちゃくちゃにナイスアイディアですよね!!?
どうやら、クッションとベルトと下の台が売っていて、間に自分で雑誌を挟み椅子として完成させているようです。
発想力の勝利ですね。これだったら皮のベルトがオシャレだし、クッションの色を変えればある程度部屋になじみそう!!
収納というか、椅子に変えてしまうのでもう読むことはできなくなりそうですがwwwもちろん取り出したりできますけどね。ベルトから外すのが面倒になりそう。
ジャンプ系の漫画雑誌だとどうしても色がテラテラしてしまいますが、なんかアレンジして自分で作れそうだな~と思いました。DIY好きなんで挑戦してみたいですね。
冒頭で触れたように、本棚も白よりエキゾチックなのとか色が濃い茶色とかの方がごちゃごちゃしている漫画雑誌には合う気がしているので、あえてカラフルなクッションを選んだりベルトをサシ色の赤にしたり…部屋が広ければたくさんおいてもオシャレです。(漫画椅子メインのインテリアになっちゃいますけどww
補足で紹介でした!作ってみたら載せます!!
漫画村についての感想(ちょっとだけ
さて、漫画好きとして最近無視できないのが、漫画村というサイト。無料であらゆる漫画(その他書籍)が読める違法アップロードサイトです。
僕も周りの漫画好きの人から「漫画村って知ってる?」と話をふられるのはもうここのところ定番化してきましたので、思ったことをつらつらと書きます。
便利だと思ってもいいけど口に出してはいけない
漫画村、僕は使ってます。ゴリゴリに見ちゃってます。でも、「使ってるよー!」と声高に宣言するのは「未成年なのにお酒飲んじゃった俺!ワーイ!!!」と言っているようなものですよね。違法サイトですし、漫画に関わる仕事をしている人だけでなくクオリティを売る仕事をしている人は少なからず嫌な気分になるでしょう。ですので漫画村を使っているかどうかを人に確認するのもやめた方がいい、というのがまず僕の感想。
あまりに聞かれるので考えてみたんですけど、ツイッターのリツイートみたいなものなんですよね。便利なものを人に広めたい気持ちからなんでしょう。それを広めると受け手がどう思うかは関係ないという空気をとても感じます。
なぜそんな空気が出ちゃうのかというと、Youtubeの存在があるかと思いますね。今時Youtubeを違法アップロードサイトだと言う人はいないでしょうが、昔は随分と「違法じゃないのか?著作権は大丈夫なのか?」と話題に上がったものです。
でもまだ漫画村は市民権を得ていません。公式っぽくない作り(あくまで素人が運営していますよといったようなサイトの雰囲気)がそうさせているのもあります。何をどうかいくぐっているのかは素人目にはわかりませんが、とりあえず人前ではあまり話をしない方が良いかと思います。
漫画を買う人が減るのか?
ではこれ、もちろん減ると思います。減ると思いますけど、完全にはなくならない。現に僕は未だにジャンプを買っていますし、モーニングもビックコミックスピリッツもマガジンもヤンジャンも買ってます。やっぱり買って読みたいんですよね。無料かどうかはもはや関係ない。
ネットの記事も無料で読めますが、皆さん覚えてますか?大量に記事を読むようになっても、大抵は「へえそうなんだ」で終わっていますよね。買った本、買ったDVDはそういきません。自分の所有物にすることは無料以上の価値があります。
僕の場合は、今までお金を払うはずではなかった漫画を漫画村で読んでしまいます。そう意識してるのではなく自然とそうなってる。だから漫画村で読む人は、そもそもお金を落とすはずじゃなかった人なのでそこまでガーガー気にすることか?と思います。
その、僕、漫画喫茶だと、持っている漫画ばっかり読んじゃうんですよねwww読みたかった漫画を一気読みって人も多いと思うので共感があるかはわかりませんが、大抵漫画を読みに行っているのではなく終電を逃したとか変に時間が空いたとか印刷だけ使いたいとかそういった状況があっての漫画喫茶であって、漫画があるからついでに読もう、この漫画のこの巻好きなんだよな~みたいな感じで読んでます。
漫画喫茶も漫画村ができてから利用者が減ってるらしいですが、僕の使い方は全く違うんですよね。漫画村は「場所」を提供してくれないじゃないですか。スタバのコーヒーは高すぎますけど「スタバにいる」のが居心地いいからお客さんはコーヒーを買いますし、どれだけうまい缶コーヒーができても「スタバの危機」みたいには言われないですよね。
漫画村は便利で、買うほどでもなかった漫画を読むことができるけど、対価を払って「自分のものにする」という行為ができないし時間潰しもできない。新しい娯楽ができたのであって、脅威ではないのかなと思いました。
もちろん漫画を描く側や出版・編集に関わる人側の不快感はそっちのけで考えてます。すみません。今週のリコピン読みました、そちら側の人は本当に嫌だと思います。
もうちょっとしつこく、対価を払う価値について
先ほど述べた、「対価(お金)を払う価値」についてもう少しぐだぐだと言いたいと思います。
漫画村を使って思ったのが、「お金を払わないから吟味せずに漫画を選んでいる」なって思いました。だんだん選ぶのに飽きてくるんですよね、何を読めばいいのかわからない。頭が止まっちゃってるんだと思います。
そして買うほどでもなかったクソ漫画を手あたり次第に読んで、「45点だなあ」と思う。これって最高に無駄な時間だと思います。
読みたい漫画があって、それが無料で読める!探そう!ってとこが漫画村に辿り着く原点だとは思うんですけど、だんだん「無料だから何かを読もう」っていう目的がない状態になってしまう。
そんな状態で読んでも面白くないんですよね。漫画を嫌いになりそうでした。
例えばこのブログははてなブログですけど、NOTEというサービスで文章を書いている人もいる。あれは有料メルマガみたいに記事に値段をつけることもできるんですよ(0円もできます)。NOTEが出た当初は、「無料で記事を読む時代は終わった」なんて言われていたものです。
でも、無料の記事は終わらない。NOTEでより良いコンテンツを買う人も終わらない。棲み分けができたんですね。
だから漫画も、これからの時代、違法な転載や無料配布を完全に防ぐことはできないと腹をくくって、有料で良いという人をいかに増やすか・取り込んでいくかの方向にシフトしていって欲しいです。難しいですけど…
漫画『アオアシ』が面白い!サッカーがわからなくても面白い!!
サッカー漫画『アオアシ』、面白い!!!!
最近読んだ青春スポーツものでは特に面白かったです。
現在最新12巻!新章突入したとこです。今からでも追いつけますよ!ぜひおすすめ!!
今までサッカー漫画には特に苦手意識がありましたが、こんなに素直に読めた漫画は初めてかも。
なぜなら僕がサッカーを全く知らないから。こんなにサッカーを知らずに生きてこれるか?というくらいにわからないです。例えばジャイアントキリングとか、何をしているのかが全くわからない。テレビでW杯を見ていると眠くなる。
でもアオアシは面白い!!スゲエ、スゲエぜこの漫画!!!その面白さを語ります!
漫画『アオアシ』概要
2017年にはマンガ大賞4位だったので知ってる人も多いかもしれないですけど、一応概要を。
『アオアシ』は、ビックコミックスピリッツ連載の漫画です。作者は小林有吾。主人公は高校生だけど、珍しく高校サッカーではなくJリーグユースが舞台。
主人公は野生のカンでサッカーがうまく、その才能を買われJリーグユースに入るが全くダメ。そこから努力と友情と天賦の才能で勝利していくという話。
最初にも言いましたが今は全11巻。今からでもまだまだ追いつける!大きい試合が終わったところでタイミングもいいぞ!!
アオアシの魅力をたくさん語るぞ!
新しすぎるJリーグユースという舞台
僕はもともとJリーグもユースもよくわからない。が、きちんと事実に基づいて説明され、架空のチームを成立させているからそこが凄い。全然わからない俺でもユースがなんたるかがぼやっとわかってくる。
そして主人公も全くわかってない!だから一緒に成長していけるパターンの漫画です。スポーツライターに協力してもらって描いてるそうで事実に基づいた作り。
そして新しい!
どこかマンネリ化していってしまってる高校部活の「日本一を狙うぞ!」のテンションと全然違う緊迫感!
一番アツいのは、キャプテン翼・メジャーなどの殿堂入り漫画とは全く逆の「プロ」へのアプローチ。
プロが強い。そこが圧倒的なリアリティです。「主人公はプロになれないでしょ」という絶望感がちゃんとある(笑)プロって、プロフェッショナルって、すごい!
でも、そんな圧倒的なプロを描きながらも、主人公もがんばれ!いけるぞ!!そう思わせるところがこの漫画最大の魅力だと思います。
ユースについての現状がこの漫画でしかわからないからきっとリアリティを感じるんだろうなあ...高校の部活はある程度「競合ってこんな感じ」のイメージ像があって、強すぎると嘘っぽいし弱すぎてもつまらない。題材のチョイスがやはり最高です。
ありがちな人間関係がありがちじゃない
スポーツものでありがちな、人間関係。仲間、そして敵とのゴタゴタがあります。
でも、ありがちじゃない!!!
「なぜか」仲良くなっていたり、一人を懐柔させたら「なぜか」全員が味方になっていたり、その辺のご都合解決が全くない。10人いれば10人の、先輩も入れるともっともっとたくさんの人の想いがあって、主人公はなかなかそれを解決できません。
一発で解決しないし新たな問題が出てくる。それでもストーリーを進められるのが、スポーツ漫画ですね。仲良くなくても試合ができてしまう。そのギスギスさ、不自然さが、リアリティを高めてより作品を面白くしています。
あとは「信頼」の演出がうまいです。
主人公がいいプレイをすると周りが信頼していくのがわかる。 言葉の描写ではなく、信頼が積みあがったからのびのびとプレイできているのが伝わってくる。このあたりもリアリティを高めていると思います。
実際スポーツでは「俺たち今日から仲間だな!」みたいな声がけ、ないじゃないですか。。。
さすがビックコミックスピリッツだなあと思いますね。ジャンプだったらリアリティ以前に仲間とのゴタゴタに時間を割くな!と言われるところです。(ジャンプ漫画は意外と敵ありきで、仲間との揉め事に移るのは5巻以上経ってからの場合が多い気がします)
主人公覚醒の爽快感
スポーツ漫画のキモと言える「主人公覚醒」。ここがこの漫画は強い!
なぜ強いか。それは、結構焦らすから(笑)
なかなか上達への糸口を見つけられず、そしてコーチは教えてくれず、ほんとに皆回りくどい言い回しで 主人公に糸口を気付かせようとします。
そうやって焦らされた分、覚醒したときのキタキタキタキタ!待ってました! そしてゴーーーール!!!!みたいな爽快感がたまりません。この漫画の最大の見せ所です!
焦らすところは結構最初鬱陶しいと思っていたので(笑)諸刃の剣ではありますが、今のところ成功かなと。
そして、覚醒へのアプローチがいつも意外です。予測がつかない。 サッカーをやっていた人からすると常識なのかもしれないので、なんとも言えないが。。。
少なくとも僕は、サッカー漫画が苦手ながら一通り読みました。その上で、どの漫画とも被らない戦法で上達していくのが面白いです。
巧みなストーリー構成
アオアシが漫画としてうまいなあ~と思ったのは、ストーリー構成です。主人公の悪いところを逆手に取っていく構成の仕方。
「ゴールを絶対に決める!」という点取り屋・自己中気質なんですよ主人公が。絶妙に不快感があるくらい。それを読者に植え付けておきながら、その気持ちを翻弄する展開で押していく。どんどん主人公に引き込まれていきます。
あとは、キャラがいいですね。ただの部活モノだったら「部活の中の人」とストーリーを進めていかざるを得ませんが、仲間以外にキーマンのオンパレード(笑)
まずコーチ。スラムダンクでいうところの最強安西先生が1人と、さらにもう2人います。それぞれの想いや、3人の関係性も注目したいです。
そして家族。母だけでなく兄との回想があってもおかしくありません。さらにヒロインと2人目のヒロイン。恋愛模様も一応描いていくみたいです。僕は結構ここが楽しい。
あとはプロ入りした雲の上の人。これもラスボス感ありましたが意外と早く絡みがありそうな。
チームの同期・先輩を差し置いてもこれだけのキャラがきちんと立っています。だからストーリーも多種多様な進め方があり、一番面白い方へと進んでいけるんだと思います。
強さがインフレしない設定
そう。漫画って往々にして強さがインフレするじゃないですか。覇気とか懸賞金とか。。。(笑)これって凄さの演出にはインフレしないと仕方ないからなんですよね。
でもスポーツ漫画ってインフレしても、たいして面白くならないんですよ。だって同じ高校生です。インパクトある階段はそんなに用意できないんです。ここでリアリティがなくなってしまう漫画も少なくありませ。それを避けてプロ編突入、すぐ潰れてしまう漫画も多いです。
でもアオアシの場合は、インフレしない!というか、したとしてもリアリティを落とさない設定になっているのが良いところです。ユースのお陰です。
ユース選抜試験・ユース候補生・ユースBチーム・ユースAチーム・プロ・コーチと、強さの格が1ランク上がる階段がたくさん用意されてます。実際のJリーグユースもそうなのでリアリティは満点。
これが部活サッカーであれば、入部してから地区大会・関東大会・全国大会、で終わりですし、地区大会に全国1位みたいなやつが早々に出てきちゃったり全国大会の1回戦目は結構あっさり勝てちゃったり、強さがちぐはぐになってしまう場合もあります。
それを防げる設定の上でストーリーを進めているので、何のストレスもなく読めます。
アオアシの悪いところ
個人的にひっかかってしまったところも一応書きますね。。。
主人公の性格
上にも書いたんですが諸刃の剣的なところも結構ありまして。主人公の自己中さが目立ちます。そういうキャラなんですけど。。。100%愛されキャラではないんですよねー。だから成長が見れて面白いんですけど。うーん、ここまで極端に書かなくてもいいのでは、という印象。
嫌な奴すぎるキャラ
仲間内でのゴタゴタレベルだったらまだいいんですが、約2名本当に嫌な奴がいます(笑)言葉の暴力を主人公に浴びせる。。。浴びせまくる。。。これは個人的には結構マイナスポイント。強烈な不快感があります。
もちろん、そういうキャラも必要だと思います、むしろ毒がないと漫画は輝かない。主人公が正義のもと戦えない。でも、暴言吐かせて主人公かわいそう頑張れ!ってするのは結構禁じ手だと思うんですよ。恋愛ものでいうところの「死にネタ」「余命系」の狡さを感じます。
主人公を怒りでキレさせたいのはわかりますけどね。。。幽遊白書の戸愚呂みたいな、愛のある煽りを見せて欲しいものです。
絵の描き分けがもう一息
アオアシは一見マガジン?ジャンプ?と思えるくらい綺麗な絵柄です。でももう一歩、イケメンめの人物の顔があと2パターンくらい欲しいです。
サッカー選手ってみんな線が細くて同じくらいの身長なので、わかりにくい。髪型くらいしか違いが出せません。顔からして変えて欲しいです。無理にイケメン増やさなくても。ビックコミックスピリッツならもう1声!ってとこです。
という具合に若干のマイナスポイントはあるものの、相当面白いことは間違いないです!
まだ全10巻で全然追いつける巻数なので、まだ読んだことのない方は是非!ユースのサッカー漫画、面白いですよ!
2017年最高の漫画『ゴールデンカムイ』の魅力を無理矢理ジョジョで例えて語る
こんばんは。遂に満を持して、僕が2016年-2017年と1番にお勧めしている漫画である『ゴールデンカムイ』について書きます。
僕が購入している漫画雑誌ジャンプ・ヤンジャン・マガジン・ヤンマガ・モーニング・スペリオールの中で...今最も面白い!たぶん!個人的に!!
ただ、ゴールデンカムイの魅力はもう相当世の中で語り尽くされていると思うので…なぜ僕がこんなにゴールデンカムイが好きなのか、同じく昔めちゃくちゃにハマったジョジョで例えつつお伝えしたいと思います。
登場人物全員漢。心に響く漢気
まずこれ。カッコだけでなく精神的にも、行動も、全てが漢です。カッコ良くない人が出てこない!くたびれた爺さんだと思っていたキャラですらしっかりカッコイイ。すごい。
1番「精神的にカッコイイ!」と思わせる場面は、3巻でメインの二瓶鉄造ですね。ここで最初に、作者の描く「漢」にハマります。
ジョジョで言うところの...って、例えようと思いましたけどジョジョは全員が相当哲学的な切り口で話すので難しいですね。あえて挙げるとしたらやっぱり5部のブチャラティかな。
オレは『正しい』と思ったからやったんだ。 こんな世界とはいえ、 オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!
こんな感じのアツい信念・哲学!ゴールデンカムイもこれが伝わってくる登場人物たちです。好きにならないはずがない!
そしてゴールデンカムイでは女の子も全員カッコイイ!漢!!ヒロインはアイヌの少女なんですが、鹿を食べるときのセリフがこれ。
懸命に走る鹿の姿 内臓の熱さ肉の味 全て鹿が生きた証だ 全部食べて全部忘れるな!!それが獲物に対する責任の取り方だ
(アシリパ ゴールデンカムイ3巻より)
かっこよすぎる…!その他、敵として出てくる女性も生き様が男前すぎて惚れます。ジョジョも、6部ジョリーンをはじめ出てくる女性陣は芯がしっかりしていてキャラが立ってますよね。これも大きな共通点だと思います。
主人公が唯一無二の強さ
正直これが一番「ジョジョと似てる!(いい意味で)」と思った理由です。主人公の杉本ですが…ピンチの時に必ず強い。ゴタゴタ言わないカッコよさ。まさに3部の承太郎です。
なんとなく体つきや髪色(黒)のキャラ像が似てるからってのもあるんですけどね!多くは語らないけど戦闘になった時・キレたときの「マジモード」の強さが酷似してます!(強い主人公は大体そうとか言わないで)
てめーの敗因は…たったひとつだぜ…DIO…たったひとつの単純な答えだ…『てめーは俺を怒らせた』
あまりに、あまりに有名すぎるマジ切れモードになって勝利したあとの承太郎のセリフがこちら。ゴールデンカムイの主人公も、アシリパさんがピンチになってプッツンキレて敵を殺すシーンもこれに近いものを感じます。戦う漢だなーと感じる名言はこちら。
俺がくたばる時は安らかに死なせて貰おうなんてつもりは毛頭ない
(杉元佐一 ゴールデンカムイ5巻より)
戦争を経験した主人公のセリフ。重みと覚悟があり、相当なかっこよさ。
ただ、ゴールデンカムイの方は承太郎よりもうちょっと幼いですけどね。これは次項で書きますけど、ゴールデンカムイは主人公もしっかりギャグやるため承太郎ほどはハードボイルドさがないです。
バトル展開に自然と入ってくるギャグ
これもゴールデンカムイの魅力の一つです。2ch民などは「ギャグ・下ネタ・グルメ漫画」と評するほど、戦いよりもまったりニコニコシーンが多い漫画。
ジョジョの4部のほんわかした空気がどことなく流れている感じ。3部のバトルしつつも下ネタ・ギャグを持ってくるところも似てます。ずっとシリアスじゃない。ずっとバトルでもない。ずっとギャグ、というわけでもないのが魅力!
主人公含む仲間が皆ボケるため、読んでるこっちが突っ込みに回るしかありません。読んでて引き込まれていく要因の一つです。
ジャンプの中堅漫画でよくあるのが「今回はシリアス編」「間に挟むギャグ回(例えば黒子のバスケの試合後打ち上げ編でギャグ連発回)」みたいな切り替えがないです。ずっとギャグでもありシリアスでもある。この塩梅が素晴らしい。
それも、ジョジョに似てるなと思うところは皆マジ顔でボケるところですかね。おどけてボケるのはゴールデンカムイは白石くらい。ジョジョ3部でいうポルナレフなポジションです。
ただ、似てない!!!と批判を受けるのであればそれもこの点。ゴールデンカムイは下ネタ?ホモネタ?的な描写が多すぎて、少しギャグが多すぎる気があります。
RPGバトルのストーリー構成
漫画の種類の話で言うと、相当似てるんです。ジョジョ3部・5部・6部のような、ラスボスへ向かって仲間と「旅」をするRPG仕立てのバトル漫画。
道中、いろんな敵が表れて戦っていく中で、敵の回想もあればラスボスへの伏線ももちろん張っていく。ミステリーとはまたちょっと違うラストへの向かい方です。
ゴールデンカムイは謎解きの要素(宝探しが目的でそのための地図集めの旅)が強いですけどね。少年・青年漫画でバトルものは多々あれど、うまくRPG要素と絡めてる漫画は意外と少ないです。
ゴールデンカムイはその道中にグルメ描写も絡めてきてて、最初はコレが一番ウケてました。(そういえば最近あんまりないな)
バトルものに珍しく強さの指標がない
そうなんです。意外と、ジャンプ・ヤンジャン系のバトル漫画は「強さの指標」を出してしまいがち。
これは当時ジャンプで連載していたジョジョが全く新しかった部分です。「精神力バトル」を打ち立てたのは素直にすごい。ドラゴンボールとかで「戦闘力は○○万ですよ」とか言ってた時代に、少年に「精神力で勝つ」の理論を納得させた快挙は有名な話。
ゴールデンカムイの場合は、歴史モノに近くかなり現実世界の話なのでもちろん強さの指標なんてないです。
でも、例えばキングダムでは何人兵力を持っているかで強さを測ったり、ワンピースでは懸賞金があったりと、「こんな絶望的な差がある数値だったら勝てない!それに勝つ主人公凄い!」っていう演出がしやすくなってるんですよね。ナルトだって下忍・上忍とか、昔三大○○と謳われた~みたいな肩書があります。
それがゴールデンカムイ・ジョジョには全くない!ゴールデンカムイでも無理くり作ろうと思えば作れたと思いますが、全然ストーリーに合わないのでなくて本当に良かったです。
純粋に知力と武力のバトルをしている点が、嫌味なく(インフレ叩きなく)バトルが進んでいく理由だと思います。
すぐ死ぬ
そうなんです。魅力的なキャラをぼんぼん出すくせに、すぐ死にます。特に敵は容赦がない!!これも大きな共通点です。
ジョジョ系の漫画は戦いと言ったら「殺すか殺されるか」なところがありますからね、当然敵は死んでいきます。
ゴールデンカムイもバンバン殺します。戦争時代の話ってこともあって、モブキャラなんてどれだけ死んだかわからないくらい...主要キャラもすぐに死にそうな気配があります...。
死ぬのを面白がってるわけではなく、ワンピースみたいにご都合主義で絶対死なない・特に主要キャラは絶対に負けない、という縛りがあるとつまらないじゃないですか。ハラハラさせられないというか。
別に読者に愛されてるキャラだろうがストーリー上面白ければ全然殺す、そんなスタンスもそっくりです。
名作2つを比べて
さて、結構無理やりに感じたと思いますがジョジョとゴールデンカムイの共通点を出してみました。
僕的にはめちゃくちゃ「あ~こういうところが似てるからどっちも面白いんだな~」ってすんなり感じたところなんですが、読み返してみると本当無理やりですね(笑)
でもどっちも面白いってのは本当です!
どの点も魅力であることは確か!
どっちかしか読んでないって人は是非ジョジョもゴールデンカムイも読んでみてください。
では、最後に、ジョジョで僕が一番好きな台詞の引用で終わります。
ようこそ…『男の世界』へ…
(リンゴォ・ロードアゲイン ジョジョ7部より)